クサガメ、イシガメ、ミシシッピアカミミガメなどの亀たちの熱中症対策について。夏の飼育で、屋外飼育・室内飼育で気をつけることをまとめてみました。
■亀の熱中症対策 まとめ
亀たちは、変温動物です。自分で体温を調整することができません。屋外・屋内飼育のどちらでも、
必ず日陰と逃げ場を作っておくことがポイント!
【1】必ず日陰を作っておく
水槽やケージを炎天下に置くのは避け、必ず日陰を作ります。すだれや板などで日影を作り、亀が自由に移動できるようにします。
【2】日光浴にこだわりすぎない
日光浴にこだわりすぎず、亀の命を守ることが大切です。
曇りの日にちょっと歩かせる・陸に日がうっすら当たる程度でもOK!
【3】日中のお散歩は避ける
夏の日中、亀を歩かせるのは危険。コンクリートやアスファルトは大変高温で、亀に直接熱が伝わります。やけどや熱中症の原因に。
■夏の室内飼育のポイント
亀を室内で飼育するときも、夏の熱中症には注意が必要です。以下の点に気をつけてください。
【1】28℃以下で風通しよくする
亀たちは、涼しくて風通し良い場所を好みます。適温(25℃以上で30℃以下)で、できるだけ風通しを良くしてあげるのがベスト!
【2】夏は常にエアコンをかける
亀は、大変暑さに弱いです。閉め切った室内に放置するのは絶対に避け、夏はエアコンをずっとかけたままにしておきます。
【3】窓際には水槽を置かない
室内の窓際に水槽を置くのは避けます。ガラス越しに直射日光が当たるだけでも、水槽内の温度は上昇してしまいます。
亀の熱中症についてはこちら
→ 亀の熱中症 おもな症状・治療・応急処置まとめ
以上が、亀の熱中症対策です。日光浴にこだわり過ぎず、熱中症から亀を守ることを第一にするのが大切なポイントです!
(2021年7月24日 改訂)
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