亀が暴れる原因・対処法
クサガメ・イシガメ・ミドリガメなどの水棲ガメが、水槽でゴトゴトガタガタ暴れる原因と対処法をまとめてみました。
亀が落ち着かないときは、
「温度」や「水の汚れ」などの飼育環境が原因であることが多いです。命に関わるケースもあるため、要注意。
以下、当てはまる原因がないかチェックしてください。
○「餌くれダンス」をしている
餌の時間やその前後で空腹を感じているとき、バシャバシャ泳いだり活発にアピールすることがあります。亀の飼い主さんの間で、「餌くれダンス」と呼ばれている行動です。
○熱中症になりかけている
亀は、自分で体温調節ができません。水槽内が暑すぎるとき「外へ出て逃げよう」とする様子が、まるで暴れているように見えることがあります。
30℃以上の場合は要注意です。
○水温が低くて驚いたとき
「水換えしたばかりのとき」など、いきなり水温が低くなると驚いて暴れます。適温よりちょっと低めの水温(15〜25℃前後)のときは、亀が落ち着かずに暴れることがあります。
○水槽・ケージが狭いとき
水槽やケージが狭いと、ストレスから「外へ出よう」として暴れることがあります。外へ出して歩かせると落ち着くことも。甲長10cm前後の亀で、60cm水槽ほどの広さが必要です。
○飼育水が汚れている
水槽の水が汚いと、「きれいな場所へ行こう」として暴れることも。亀は、水の汚れやニオイに敏感です。きれいな水を好みます。できるだけ毎日、水換えや掃除をしてください。
○発情期・産卵期が近い
オスの亀は、繁殖の時期になると活発で気性が荒くなることがあります。メスの亀は、オスがいなくても体内に卵(無精卵)がある場合も。産卵前は、落ち着きがなくなります。
○環境が落ち着かない
「夜になってもライトが明るい」「騒音がある」などの理由で、落ち着かないと暴れることがあります。夜間は、紫外線ライトや電球は消し、暗く静かな場所に水槽を置いてください。
以上が、「亀が暴れる原因」でよく見られる原因。亀が暴れているように感じるときは、何かのサインであることも多いです。様子をみて対応してあげてください。
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