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隠れた先球の狙い方(ミラーシステム)

◇評価 40ポイント
◇閲覧回数 29,883
◇登録日
2010年6月15日
たいし
たいし
道場主

Lv.27

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ナインボールなどのゲームでは狙うべき先球が決まっているゲームが多数あります。このことがゲームを難しくしたり、面白くしたりしている訳ですがどこを狙ったら先球に当てることが出来るかの目安が分かればセーフを取れる確率が上がってもっとゲームを楽しめるようになるかもしれません。そこで今回は基礎的な狙い方であるミラーシステムについて解説します。

ナインボールで以下の配置になったと仮定します。どこを狙えば良いでしょう?


1番を狙わなくてはいけませんが、5番が邪魔しています。クッションを使って1番に手玉を当てるのが最良の選択と思われますが、どこを狙うかが問題ですね。

ここで良く言われることに「入射角と反射角は等しい」というものがあります。すなわち、クッションに入る時の角度と出て行く時の角度は同じということです。これはある意味正しいですが、絶対ではありません。この現象を起こすには以下の条件付になります。
手玉が無回転に近い状態で、適切な力加減のとき入射角と反射角は等しくなる
すなわち手玉に不要な回転が加わってしまうと入射角と反射角は等しくなくなります。以下に簡単に図式化しておきます。



黒のラインが入射角と反射角の等しい状態です。
・手玉の左を撞くと赤の実線に近い動きをします。
・手玉の上を撞くと赤の点線に近い動きをします。
・手玉の右を撞くと黄色の実線に近い動きをします。
・手玉の下を撞くと黄色の点線に近い動きをします。

さらに力が弱い場合は赤のラインに近く、強い場合には黄色のラインに近い動きをします。ミラーシステムは入射角と反射角を等しい前提で狙うショットですので、上記のことを踏まえて撞点(手玉の撞く場所)や力加減を練習しておくとさらに精度が上がると思います。

では、いよいよクッションのどこを狙ったら良いかです。



まず狙う玉(この場合1番)とクッションの間に垂線を引きます。(赤いライン)
そして、その丁度反対側に1番があると仮定します。(青いラインとその先の1番)
この想像上の1番に向かって適切な撞点と力加減で手玉を撞けば黒いラインに沿って手玉は動き、クッションに跳ね返った後、黒の破線のとおりに動き本来の1番にヒットします。丁度反対側に1番を想像することからクッションのところに鏡を置いたときのように考えることからミラーシステムと言う名前になっているようです。

最後に簡単に理屈だけ

先ほどの配置を簡略図にしてみました。
△abcと△ABCはac=ACであり、cb=CBです。その挟角はそれぞれ直角であることから2辺挟角相等の合同条件に一致しますので、△abcと△ABCは合同であると言えます。
ここで、角Bと角B'は等しくなるので角B'=角bと言えます。この角B'が入射角、そして角bが反射角ですから入射角と反射角が等しい証明になります。(中学生の数学ですね)

まぁ、小難しい理屈は抜きにしても「狙う玉とクッションの距離を倍にしたところを手玉の中心を撞けば当たりやすい」くらいに考えておけば良いのかもしれませんね。
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