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欧州旅日記5 無料紙の人気が新聞に与えた影響

◇評価 10ポイント
◇閲覧回数 8,084
◇登録日
2009年2月4日
Seaview
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道場主

Lv.48

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ロンドンをはじめとしたイギリスでの大都市では、
地下鉄の駅などを中心に無料の新聞が置かれています。
また、路上で配布人が道行く人に配っている姿も見られます。

このような状況は、通常の新聞を発行する会社には
大きな脅威になっています。
夕刊紙はデパートの割引券や水族館の無料入場券をつけたり、
高級紙では無料のCDを付けたりしています。

ある高級紙は、「ブリジットジョーンズの日記」の原作本を
新聞1部に1冊付けるという大盤振る舞いをしたこともあります。

このような派手な販売合戦は、多くが新聞社主導ですが、
中には小売店主導のプロモーションもあって、
日本では考えられないような状況まで生まれています。

駅の中にも多く出店している雑誌・文房具の店の
WHSmith(ダブル・エイチ・スミス)では、
新聞Daily Telegraph(デイリー・テレグラフ)を1部(90p)買うと、
ミネラルウォーターのBuxton(バクストン:ネスレのブランド)の
750ml1本(£1.55)が無料で付いてくるという、
どう見ても赤字にしかならないような
プロモーションを行っています。(写真:2枚とも)

また、大学構内の売店では、高級紙が学割で売られている
ことも多く、読者の獲得に熱心な状況が見えてきます。

英語が理解できるようになると、意外に身近なところで
お得な情報が得られるものですが、
この新聞同士の競争は仁義なき戦いの様相を呈しており、
どのようか結末を迎えるのか、非常に興味深いところです。
イギリスは日本以上に深刻な不況に見舞われており、
新聞社の体力がどこまで持つのか、ちょっと気になるところです。
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