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欧州旅日記6 イギリスの郵政民営化がもたらしたもの

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◇登録日
2009年2月4日
Seaview
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道場主

Lv.48

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日本でもさまざまな意見がある郵政民営化ですが、
一足先に民営化されたイギリスでは、
予想もしなかったような状況が発生しています。

小規模な郵便局が閉鎖されているという状況は、
既にイギリスでも多く発生しており、
各地で存続運動も起きています。
また「廃止を避けるために皆様の身近な郵便局のご利用を
お願いします」と呼びかけているところもあります。

しかし、イギリスではもっと大きな動きがあります。
地方中核都市の主要な郵便局が、独立した建物から撤退し、
イギリス有数の雑誌・文房具の全国チェーンである
WHSmith(ダブル・エイチ・スミス)の中に移転し始めたのです!!

この実態を初めて見たのは、イングランド西部の
ブリストル(Bristol)でした。
この郵便局の場合、他のビルに独立したテナントとして
入居していたのを引き払って、WHSmithの中に移転していました。

一方、イングランド南部のボーンマス(Bournemouth)では、
歴史ある建物で長年業務を続けていた、
市内で一番メインな郵便局が閉鎖され(写真左)、
近くにあるWHSmithに移転していたのを発見しました。(写真中)
閉鎖された郵便局は市の象徴的な存在で、
その前の道路にはPost Office Roadという名前があるほどです。(写真右)
なお、閉鎖される前のボーンマス郵便局の写真は、
こちらの過去ネタをご覧ください。

そしてもっとショックだったのは、
この郵便局の建物が不動産会社によって売りに出されていたことです。

こういった事態は日本でも将来発生するかもしれません。
このことがいいことなのか悪いことなのかは、
しばらく経たないと判断できませんが、
郵政民営化の功罪が明らかになるにはしばらく時間がかかりそうです。
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