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第6期名人戦〜1947(昭和22)年〜

◇評価 15ポイント
◇閲覧回数 6,317
◇登録日
2014年12月25日
☆熊の衝撃☆
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【 第6期 名人 塚 田 正 夫 】※通算1期


★実力制の名人戦、「順位戦」実施へ!

1945(昭和20)年8月15日、日本敗戦。

瀕死の状態の日本国にあって、
将棋界は戦死者が少なかったこともあり、
将棋大成会の臨時総会が早くも11月29日に実施された。

その総会の中で木村名人が爆弾動議を発した。

『段位の撤廃と順位戦の採用』を提案したのだ。
将棋界の発展と棋力の向上を願う
自ら名人位を賭しての発言だった。

審議の結果、段位の撤廃はならなかったものの、
A級の優勝者が名人への挑戦権を得、
成績が悪ければ降級するという第1期の順位戦が
ついに発足することとなったのだ。

まさに、実力制の名人戦だ。

※順位戦のクラス編成
A級(八段)14名
B級(六・七段)15名
C級(四・五段)29名


★塚田八段が挑戦!

名人への挑戦権を獲得するA級は、
10勝3敗で首位に並んだ塚田八段、大野八段、萩原八段の三つ巴戦となった。

結果、塚田八段2勝、大野八段1勝1敗、萩原八段2敗で
塚田八段が木村名人への挑戦権を得た。

【第1期(1946年度)A級順位戦】
(◎=挑戦 ○=プレーオフ ×=降級 肩書は開幕時点)
1.塚田 正夫八段 10勝 3敗(◎)
2.大野 源一八段 10勝 3敗(○)
3.萩原  淳八段 10勝 3敗(○)
4.土居市太郎八段  8勝 5敗
4.加藤 治郎八段  8勝 5敗
6.坂口 允彦八段  7勝 6敗
7.花田長太郎八段  6勝 7敗
8.村上 真一八段  6勝 7敗(×)
9.渡辺 東一八段  6勝 7敗(×)
10.小泉 兼吉八段  5勝 7敗 1持将棋(×)
11.金 易二郎八段  4勝 9敗(×)
11.梶  一郎八段  4勝 9敗(×)
13.斎藤銀次郎八段  3勝 9敗 1持将棋(×)
14.金子金五郎八段  3勝10敗(×)


★塚田新名人誕生!

第6期名人戦七番勝負は
持ち時間が各8時間で1日指し切り、
という厳しい条件に改められた。

第1局は、木村名人が相矢倉戦を制し、
続く第2局は、筋違い角で連勝。
今回も防衛かと思われたが、
第3局の相矢倉戦が持将棋になってから流れが変わり、
その後、塚田八段が4連勝して
実力制で2人目の名人が誕生したのである。

【第6期(1947年度)名人戦七番勝負】
名人 木村義雄―挑戦者・八段 塚田正夫
持ち時間:各8時間(1日制)
名人戦 木村名人 ― 塚田八段 
第一局     ○―●(先手)3/4 東京・牛込「河田町会館」
第二局 (先手)○―●    3/10 東京・東中野「新モナミ」
第三局     持将棋(先手)3/19 奈良市「むさしの旅館」
第四局 (先手)●―○    3/23 奈良市「むさしの旅館」
第五局     ●―○(先手)4/9 東京・東中野「新モナミ」
第六局 (先手)千日手    5/6 千葉市布佐町「茂木邸」
指し直し    ●―○(先手)5/13 東京・東中野「新モナミ」
第七局 (先手)千日手    5/20 場所不詳
指し直し    ●―○(先手)6/6 東京・東中野「新モナミ」

この年、、「将棋大成会」は、
「日本将棋連盟」となった。
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