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意外に多いヨーロッパのイスラム教徒

◇評価 20ポイント
◇閲覧回数 11,357
◇登録日
2008年4月19日
Seaview
Seaview
道場主

Lv.48

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    近年イスラム教徒がヨーロッパ各国で増えてきました。
    その要因は主に移民によるものです。
    ヨーロッパのうち、イスラム教がメインになっているのはトルコですが、
    このトルコからは多くの人がドイツに移民として渡っています。

    フランスもイスラム教徒が多いですが、こちらは旧植民地である
    アルジェリアやモロッコ、チュニジアといった北アフリカ系が中心です。

    イギリスも旧植民地の関係でバングラデシュやパキスタンからの
    南アジア系のイスラム教徒が多いほか、
    アラブ諸国とのつながりも大きいため、サウジアラビアなどから
    来ている人も少なくない状況です。

    このほか、トルコとの歴史的なつながりから、
    ボスニア・ヘルツェゴヴィナでもイスラム教徒が
    大きなグループとして存在しています。

    イスラム教はその信仰において他の宗教よりも制約が多いので、
    それについて配慮する必要があります。

    一番大きなものは、食事です。
    まず肉類ですが、豚肉は「不浄」という理由で禁止されています。
    他の肉ならたいていOKですが、敬虔なイスラム教徒の場合は
    「ハラル」でないと決して口にしません。
    「ハラルミート」というのは、イスラム教のルールに従って屠畜された肉で、
    方法に細かいルールがあり、しかも市販のものであれば証明まで付いています。
    魚や野菜、牛乳、穀物類に関しては特別な手順は必要ありません。

    イスラム教徒が日本国内で気をつけなくてはならないのは、
    豚肉由来の原料を使った食品が結構多いことです。
    例えばゼリーの材料のゼラチンは豚由来のコラーゲンの場合もあります。
    ビーフカレーとあっても、油脂類にラード(=豚脂)が含まれるのがほとんどです。

    ヨーロッパではイスラム教徒向けの食材店が多いほか、
    ハラルを看板に出すレストランもたくさんあります。
    さらにイスラム教徒でなくてもベジタリアンが結構多いため、
    「ベジタリアン向け」とわざわざ表記している食品も多くありますが、
    これは自動的にイスラム教徒向けにもなります。

    「ややこしいなぁ」と思うかもしれませんが、
    もしイスラム教徒の人と一緒に行動する時は、配慮してあげてください。
    Seaviewはイスラム教徒の友人も結構多くいるので、
    今回このようなネタを書くことができました。
    是非参考にしてください。
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