イギリスではチェーン店が結構多く、
同じ系列の店が同じ市内の複数の商店街にそれぞれあるような状況です。
それでは具体的にどんなチェーン店があるかご紹介しましょう。
★ドラッグストア
最大手はなんといってもBoots(ブーツ)です。
医薬品は市販薬(OTC)と処方箋が必要なものの両方があり、
他に生活用品と化粧品、清涼飲料水などを扱っています。
この他に香港のハチソンワンポア傘下の
Superdrug(スーパードラッグ)などもあります。
★文房具
最大手はWHSmith(ダブリュエイチスミス)です。
ノートや筆記用具だけでなく、パソコン関連のサプライも含め
オリジナル商品をたくさん発売しています。
最近はアメリカ資本のStaples(ステイプルズ)が猛追していますが、
こちらは商店街の中ではなく、独立して店を構えています。
★書店
最大手はWaterstones(ウォーターストーンズ)です。
同じチェーンでもロケーションによって扱う本が微妙に異なるのが特徴で、
都心にある店舗では専門書も充実しています。
また大学の中にも店舗があり、こちらは研究書の品揃えがよくなっています。
こちらも最近アメリカ資本のBorders(ボーダーズ)が
商店街の中に比較的大きめの店を出して猛追しています。
★食品関係
いろいろありますが、個性的なのはIceland(アイスランド)です。
国名とは全く関係がなく、冷凍食品を中心とした一風変わった食料品店です。
★日用雑貨
こちらはWoolworths(ウールワース)が多くの店舗を持っています。
取扱品目は日用品のみならず、子供向けのゲーム類やおもちゃまであります。
またWilkinson(ウィルキンソン)が激安路線でがんばっていますが、
こちらは商店街の中でも大き目の店構えになります。
★カタログショップ
商品を店頭のカタログで選び、注文表に品番を書いてレジで支払うと、
しばらくして商品を渡されるという日本では見られない仕組みのお店です。
比較的狭い場所で膨大な種類の商品を扱うために、こんな商売が成り立つのです。
こちらは事実上Argos(アルゴス)の寡占になってしまいました。
★携帯電話
最後は携帯のお店です。
複数の会社の携帯を売る店としてはCarphone Warehouse(カーフォンウェアハウス)や
Phones4u(フォーンズフォーユー)があります。
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