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一方で、最近ではレジンやセラミックといった材料で歯を作る方法が出てきています

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2019年8月14日

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結論からいいますと、将来、銀歯はなくなっていきます。銀歯は歯を金属で埋めるものですが、銀歯をどんなに歯に合わせて作ろうとしても歯と金属との間にはどうしても30ミクロン(マイクロメートル、マイクロは100万分の1)ほどのすき間ができてしまいます。また、金属は接着剤で歯と接着させることが難しいという特徴もあるのです。すき間には数ミクロンの大きさの細菌が入り込んでくるので、銀歯の下で細菌が増え、虫歯になるケースが多いのです。銀歯を取ると、その下が真っ黒という人がいるのもこのためです。<o:p></o:p>

先進国で銀歯の治療をやっているところも少なく、日本は数少ない国のひとつです。「アマルガム」と呼ばれる金属が使われていますが、水銀が含まれていることから、日本抗加齢医学会などで、水銀などの重金属汚染が健康に与える影響を問題視するような動きもあります。安いため、米国でも少し使われていますが、減らす方向になっています。<o:p></o:p>

歯科用ライト

一方で、最近ではレジンやセラミックといった材料で歯を作る方法が出てきています。こうした材料で歯と合わせようとしてもすき間はできるのですが、こうした材料は歯と接着剤で密着させることができるのです。新しい接着剤が登場したことも大きいです。確実に虫歯を治し、再治療を防ぐという観点から大切なことです。レジンやセラミックなどと歯を密着させることを専門的に研究する「接着歯学」という分野があるほどです。この分野は、日本の歯科医学が世界をリードしている分野でもあります。<o:p></o:p>

保険でできる詰め物、レジンとお金のかかるセラミックはかなり違うの?<o:p></o:p>

レジンとセラミックの前に、同じレジンでも保険診療でできるものと、保険診療外でできるものがあります。それぞれ素材は若干異なりますが、大きく異なるのは、虫歯を削ってできた穴をよりきれいに埋め合わせ元通りに復元するという点です。レジンを歯にぴったり合わせるのはとても難しく繊細な技術が必要です。ミクロンの世界の戦いになります。より確実に治療を行うために、保険診療外の治療ではルーペや顕微鏡をつかってすき間や段差をなくすようにしますのでおすすめできます。<o:p></o:p>

保険診療で行う場合は15分から20分ほどであるのに対して、保険診療外ですと同じ大きさの虫歯でも1時間以上かけて精密に行うことが多いです。再治療を防ぐという大きなメリットがあります。
ハンドピース 歯科
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セラミックは丈夫で色が白く、汚れもつきにくい特徴があります。このセラミックのなかでも材質の異なるものがあります。大きくわけるとハイブリッドセラミック、オールセラミックがあります。ハイブリッドセラミックはセラミックに樹脂が入ったもので、比較的安いのですが、劣化しやすく耐久性にやや問題があります。オールセラミックは、100%セラミックで、ハイブリッドセラミックよりも劣化しづらく安定しており、汚れがつきにくいものなのでベストな選択といえます。<o:p></o:p>

このほか、ジルコニアセラミックという硬さが特徴のものがあり、割れにくいので奥歯やインプラントに適しています。やや色が合わせにくいので、奥歯によく使われています。<o:p></o:p>

どの材料でも、正確に型取りをしてピッタリとした歯をつくるのは、とても繊細で難しいことなので、治療に使うルーペや顕微鏡はとても役立ちます。<o:p></o:p>

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