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イギリス・リバプールの意外な観光資源

◇評価 17ポイント
◇閲覧回数 10,975
◇登録日
2008年11月23日
Seaview
Seaview
道場主

Lv.48

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    イギリス・ロンドンのExCeLで開催された世界最大の旅行見本市である
    ワールド・トラベル・マーケット(WTM)に参加してきましたが、
    その最大の理由は、ヨーロッパを中心に観光局の担当者と
    情報交換をすることにありました。

    特に開催国イギリスはインバウンド(外客誘致)の絶好のチャンスであるため、
    かなり広いエリアをとってPRに努めていました。
    ロンドン、イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドに
    分かれてまとまったブースを持っていました。

    その中で、印象に残った目的地の一つに
    リバプール(Liverpool)がありました。
    今回、リバプール市と周辺の地域の観光を担当する
    The Mersey Partnership(マーシーパートナーシップ)の
    担当者とお話する機会がありましたので、ここで報告したいと思います。

    リバプールを知らない日本人はまずいないと思います。
    なぜなら、世界的に有名なビートルズの故郷であるからです。

    このため、日本からの観光客の多くは、
    ビートルズゆかりの場所を訪ねることを目的に
    リバプールを訪問することが多いようです。
    これは観光客の誘致の手段としてはかなり有力です。

    しかし、ビートルズを知らない若い世代では、
    リバプールを訪ねようと思う人は多くないと言っても過言ではないでしょう。
    このため、リバプールはビートルズ以外の観光資源のPRに力を入れています。

    意外に思われるかもしれませんが、実はリバプールは2004年に
    「リヴァプール―海商都市」として、世界文化遺産に登録されたのです。

    リバプールは港町ですが、その発展は産業革命に連動したものでした。
    産業都市として飛躍的な発展を遂げたマンチェスターの繁栄には、
    貿易港としてのリバプールの果たした役割は、決して小さくなかったのです。

    日本では現在世界遺産ブームが起こっていますが、
    もともと都市規模が大きく、観光客への対応に慣れているリバプールは、
    キャンペーンを張れば日本からの誘客が期待できると思われます。
    また、一度にある程度まとまった観光客が訪問しても、
    それほど問題は起きないと考えられます。

    Seaviewは担当者から世界遺産関連の情報を聞き、
    日本人が大きな関心を持つ可能性について指摘しました。
    今後、情報提供やPRを工夫すれば、
    日本人にとって新たな一大目的地になるのは間違いないでしょう。
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