ヨーロッパで地下鉄に乗るとき、きっぷを買いますよね。
窓口もありますが、通常は自動券売機で買うことになります。
ところで、その買い方なのですが日本とはだいぶ違うのです。
ここで日本での買い方をおさらいしてみましょう。
1 運賃表で行き先と金額を確認する
2 お金を入れる
3 こどもや複数購入などのボタンを押す
4 該当する運賃のボタンを押す/タッチパネルの該当の金額を押す
5 きっぷとおつりが出る
ところが、ヨーロッパには運賃表は基本的に掲示されていませんし、
運賃システムもゾーン制をとっていることが多いです。
このため、きっぷの買い方も変わってきます。
1 きっぷの種類を選ぶ
2 行き先を選ぶ
3 運賃が表示されるのでお金かクレジット/デビットカードを入れる
4 きっぷとおつりが出る
つまり、お金は後から入れればいいわけです。
こうすればいちいち料金表を見なくてもOKですよね。
日本でも先にタッチパネルで運賃表示を押してから
後で料金を入れることができる券売機も見られるようになりました。
ここで注意してほしいのがおつりの扱いです。
機械によっては「おつりが出ません」と表示されていることがあり、
その場合は余分に入れてもおつりが出てこないので要注意です。
ひどい時には全体の半分の券売機しかおつりが出ないこともあるのです。
こういった事情から、欧州でも非接触形ICカードが普及し始めました。
この話題については改めて別のネタでご紹介します。