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ボルダリングビギナーのみなさん、こんなことに気を付けて登ってみよう!

◇評価 76ポイント
◇閲覧回数 82,847
◇登録日
2012年2月9日
popo7
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道場主

Lv.13

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正直なところ、まだ始めてない人はまずは自分の思う通りに登ってみるのも良いと思います。するとそれではどうしても出来ないことにぶつかります。力の限りを振り絞って挑むもののできない。ふと横をみると自分よりか弱そうな女性がヒョイヒョイと登っていたりすると「何やらコツがあるのでは」と思い、学びたくなります。
そんな学びたい気持ちを持つと、より上達に役立ちます。なのでその気持ちを養う意味で、やる前に知識を持つより体験してからの方が身に付くように思います。それに体験前に言葉で言われても理解しにくですし。


はしご登り



読んで字のごとく、はしごを登るように両手両足を交互に出して登ることです。初心者向けの易しいコースはこういう登り方ができるものが多くあります。手をかけて、足を高く上げて乗り込む。次は逆の手で同じことを繰り返す。想像してもらうと分かるのですが、両手両足でフリーの部分をひとつ作り、その部分を高く上げます。その際、フリー以外の3点で体を保持していますので、これを三点支持といいます。これは基本なので覚えておくと良いと思います。



つま先で立つ



足下を見ると、ビギナーかそうでないかがハッキリと分かります。ビギナーのほとんどがこのつま先立ちができていないのです。地面に立つような足場の良いものではありませんので、接地面を少なくして大きな圧力で足とホールドを密着させます。そのくらいしないと足が切れる(ホールドから外れる)ことが多々起ります。それにつま先立ちは背伸びをしていることになるので、それだけ次のホールドに近づけることになります。
また、足を置く際はきちんと足下を見て意識して置くことが大事です。それだけ足というのはボルダリングで重要なのです。



腕は伸ばしておく



腕を曲げて踏ん張っていると、とても疲れます。登っているときは常に省エネを心がけて登ることが必要です。例えばマッチョな人たちでも常に力を込めた状態で登ってはゴールまで保ちません。(コースによりますが)マッチョさんも省エネで登っているのです。なので必要な時以外は腕はダランと伸ばしておくと良いです。もちろん次のホールド取りにいく際に必要なら曲げることはかまいません。



足の位置を変えてみる



次のホールドが今の足位置では届かない、という時には足の位置を変えます。それは高さを変えることで解消することもありますが、それ以上足を上げては手の方がホールドを持ってられないなんてこともあります。そんな時は「横に動く」なんてことも有効です。例えば右手で次のホールドを取りたいが取れない場合、今右足がある場所に左足を乗せてみると届いたりします。それは右手が取るホールドに対して体が右に移動したことにより近づいてさらに左足で乗ることで右手が高く上がるようになった為です。上に移動だけが登ることではないという例です。ビギナーさんは足だけどんどん上げちゃう人もいますから、要注意ですね。



肩を壁に近づける・体を振る



体が正面を向いたままで取りにいけないホールドは、取りにいく手側の肩、例えば右手なら右肩を壁に向けて体は左側を向くとホールドに届いたりします。これはやってみると分かりますが、正面を向いた状態とは腕のリーチが大きく変わります。元々のリーチにも依りますが、20cmくらい伸びたりするんじゃないでしょうか。
またこうすることによって、左手(ホールドを保持している手)を伸ばしたまま体を引き寄せることができるので、省エネにもなります。こういった体のフリを覚えると自身のレベルアップを実感できますよ。



オブザベーションをきちんと行なう
オブザベーションとは登り方を考察することです。ビギナーさんはイメージがしにくいのでこれすら難しいとは思いますが、頭の中できちんと登るイメージを作ることが大事です。登り始めてから「どうしよう」なんてこともありますが、これをきちんと行なうことが上達に大きく影響します。ボルダリングにボーリングのストライクのような偶然の産物はほぼありませんから、地道に考えてイメージして、そして実際に登るということを繰り返す必要があります。ただこれは苦痛なものでなく、やっていればこれも楽しいボルダリングの一部になりますよ。ちなみにコンペなどをする競技者は競技で与えられた時間のほとんどをオブザベーションに使い、残りの時間で登るそうです。



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