今回、ルイ·ヴィトンはジェムストーンのセッティングとカッティングという宝石細工における2つの重要な技術に焦点を当て、繊細で精緻な美しさを追求する2つのハイエンドモデルを発表した。まず、18Kイエローゴールド製の40mm径ケースを採用した世界30本の限定モデル「タンブール オトマティック イエローゴールド オニキス」は、オニキスダイアルにサフランカラーのサファイアを配したベゼルとインデックスが特徴で、同コレクションでは初めてのハードストーン使用モデルとなる。
フランクミュラー コピーブラジル産オニキスを複数組み合わせて作られたダイアルは、漆黒のシームレスな反射面を描き、その上にセットされたバゲットカットのサフランサファイアが、ゴールドケースの色調と見事に調和。ダイアルのミニッツには12個のオニキスが使われ、センターとアワーリングも別々のオニキスで構成されている。このダイアルの絶妙なアクセントとなるホワイトプリントのダブルシグネチャーも、注目したいディテールのひとつだ。また、18Kイエローゴールドの針には手作業でスーパールミノバ®が塗られ、6時位置のブラックラッカー仕上げのスモールセコンドカウンターを採用することで、漆黒のダイアルでありながら高い視認性も確保した。
ベゼルには48個、総計約2.22カラットのバゲットカットサファイアがセッティングされるが、このサフランカラーは1911年にルイ・ヴィトンが発表したヴィトニット・キャンバスのトランクから着想を得たもの。ゴールドのケースや漆黒のダイアルとの美しく艶やかなコントラストは、他に類を見ない美しさを放つ。一体型ブレスレットは、縦にサテンまたはポリッシュ仕上げを施したリンクと、目立たないフォールディングバックルで構成され、快適な着け心地を実現。美しさと機能性を両立させたこの一本は、ルイ・ヴィトンのならではの卓越した逸品といえるだろう。
コレクション初のプラチナモデル「タンブール オトマティック プラチナ レインボー」は、厚さわずか8.3mmの40mm径ケースを採用し、優雅な曲線を描きながらもプラチナの重厚感が印象的。この素材は密度ゆえに加工は至難の業で、ゴールド製の「タンブール」より30%長い製作時間を要し、サテン仕上げのベゼル、リューズ、面取り、インターリンクの研磨には2倍の労力が必要。その結果、虹色に輝くベゼルとインデックスが映える完璧な舞台を作り上げている。
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