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保存鉄道その3:イギリス・サウスデヴォン鉄道

◇評価 20ポイント
◇閲覧回数 14,501
◇登録日
2008年4月8日
Seaview
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道場主

Lv.48

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イギリスのデヴォン州を代表する都市のひとつ、プリマス(Plymouth)から
特急列車で30分足らずの場所に、トットネス(Totnes)という町があります。
そこから北に伸びる保存鉄道が、サウスデヴォン鉄道(South Devon Railway)です。
活発な活動をすることで知られる保存鉄道で、
2007年には全英保存鉄道賞を受賞しました。

路線は起点のトットネス(Totnes)を出た後、川に沿って上流に向かい、
スタバートン(Staverton)を経て終点のバックファストリー(Buckfastleigh)まで走ります。
この保存鉄道は終点に大きな駐車場を持っていて、
クルマで来る人は終点から、鉄道で来る人は起点から往復する形で
楽しめるようになっています。

車両は蒸気機関車や客車など特定の年代にはこだわらずに広く収集しており、
引退した車両で特徴があれば集めているという印象です。
このため、通常の保存鉄道よりも古い車両も在籍しているのが特徴です。

そしてこの鉄道にはもうひとつのこだわりがあります。
それは、タイムスリップが体験できることなのです!
沿線は徹底して昔の風景が楽しめるような工夫がなされています。

まず起点のトットネスですが、サウスデヴォン保存鉄道の駅は
英国鉄道(ファーストグレートウェスタン)の駅からは離れています。
そうすることによって、昔ながらの風景を保っています。

そして中間駅のスタバートンは昔の駅の雰囲気を保つための努力をしていて、
例えば昔の手荷物(チッキ)としての旅行カバンが並べてあったり、
輸送用の牛乳の金属製容器があったり、
果ては広告まで昔に実際にあったものを掲示していたりします。

そして終点のバックファストリーは一大エンターテインメント空間。
駅は花がいっぱいに飾られ、その奥には動態保存されている
昔の鉄道車両がたくさん車庫に入っています。
駅を出ると、駅前広場に止まっている自動車も古いクルマばかり。
その横の建物では鉄道模型(子供向けきかんしゃトーマスのシリーズもあり!)を
売っている売店があったり、ドーセット・デヴォン名物の
クリームティ(紅茶にクリームが入っているわけではなく、
紅茶にスコーンのクローテッドクリーム添えが一緒に出てくるもの)
などを出すカフェがあったりするのです。

雰囲気たっぷりのサウスデヴォン鉄道。
詳細は下記公式サイトでご確認ください。
http://www.southdevonrailway.co.uk/
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