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メートル法の使用法の違い

◇評価 20ポイント
◇閲覧回数 7,522
◇登録日
2008年10月6日
Seaview
Seaview
道場主

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フランスワインのラベルに「75cl」と表示されているのを
ご覧になった方もいらっしゃると思います。
これは「75センチリットル」と読み、
日本で一般的に使われる750ml(750ミリリットル)と同じ意味になります。

センチリットルはちょっと不思議に思える単位ですが、
実は日本で公式に使えるものでもあるのです。

日本での度量衡の単位として用いられるメートル法。
アメリカなどの一部の例外を除き、世界標準として使われる
このメートル法、正確には国際単位系(SI)は、
もともとはフランス生まれであることをみなさんはご存知でしょうか?

国際単位系には単位の付け方にルールがあります。
長さのメートル(m)や重さのグラム(g)、容量のリットル(l)に
接頭語をつけることによって、10倍とか10分の1などといった
単位にすることができるところに特徴があります。
(注:リットルはSIには含まれないがSIとの併用が認められている)

10倍:デカ
100倍:ヘクト
1000倍:キロ
1000000倍:メガ
1000000000倍:ギガ
1000000000000倍:テラ

したがって一時期話題になった「メガ牛丼」や「テラ豚丼」は、
この国際単位系の接頭語を単位ではなく、
固有名詞につけることによって生まれた名前と言えます。

10分の1:デシ
100分の1:センチ
1000分の1:ミリ
1000000分の1:ナノ
1000000000分の1:マイクロ
1000000000000分の1:ピコ

こちらも固有名詞に使われることがあります。
アップル社の商品名で「iPod Nano」がありますが、
由来はここから来ているようです。

ところで日本ではセンチやミリを
通常は長さという意味合いで使いますが、
本来はセンチメートルやミリメートルというのが正しい言い方です。
したがって、1リットルの100分の1を
1センチリットルということもできるわけなのです。

国際単位系の詳細については、
計量総合標準センターの公式サイトでご確認ください。
http://www.nmij.jp/library/units/si/
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