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お酒を空港の免税店で買う場合の注意

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◇登録日
2008年5月6日
Seaview
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※ご注意※
成田空港では国際線同士の乗り継ぎの際、一定の条件下において
免税店で購入した酒類等は没収されないことになりました。
海外の空港でも同様のルール変更が予想されますので、
ヨーロッパへ行かれる際はご利用の航空会社で確認されることをお勧めします。


以下成田国際空港会社の公式サイトより引用
「海外空港にて購入された免税品のうちSTEBs(Security Tamper-Evident Bags)
に入った物品であれば、液体物専用の検査装置にて検査後、
問題無いと判断された物品のみ成田空港の出発エリア及び出発航空機内への
持込が可能となります。」

ヨーロッパ土産にお酒を、と思う方も多くいらっしゃると思います。
イタリアのワイン、フランスのシャンパンにコニャック、
イギリスのスコッチウイスキーなど、選択の幅も大きいです。

しかし、ロンドン・ヒースロー空港において、
液体物を使用したテロ未遂事件が発覚し、
その結果、液体物(ジェル状・ペースト状のものも含む)は
機内持ち込みが制限されることになりました。
多くの国では100mlを超える液体物は持ち込みが禁止され、
X線検査の際に没収されることとなっています。

X線検査を済ませ、出国手続きが済むと
待合室の免税店でお酒を買うことができます。
でも、ここでちょっと待ってください。
あなたのフライトに乗り継ぎがある場合は、
買っても途中で没収される可能性があるので要注意です!!
というのも、乗り継ぎをする際に再度X線検査を受けるため、
その際に100mlを超える液体物にはチェックが入ってしまうからです。

ここで具体的な例を挙げて説明します。

○:フランクフルト→名古屋→福岡
名古屋→福岡は国内線なので、名古屋で一旦入国する必要があります。
国内線では液体物の規制がありませんので、持ち込めます。

○:ロンドン・ヒースロー→成田→名古屋
成田からJALの名古屋(中部)行きは全便国内線扱いになりました。
成田で入国手続きしますので、持ち込み可能です。

○:ミラノ・マルペンサ→ヘルシンキ→名古屋
ミラノもヘルシンキもEU加盟国内になります。
この場合、ミラノの空港免税店でお酒を買ったら封印してもらいます。
封印を解かなければヘルシンキで没収されることはありません。
なお、購入時のレシートも忘れずに持っておいて下さい。


【参考】この写真はパリ・シャルルドゴール空港で、
お酒を購入した際に封印した状態で受け取ったものです。
STEBと呼ばれます)

○:ロンドン・ヒースロー→ソウル・インチョン→名古屋
STEBで封印された液体物は、没収されません。
レシートの提示が必要になりますので、準備しておきましょう。

△:名古屋→ヘルシンキ→ミラノ・マルペンサ
上記の逆ルートでは、通常の袋の場合ヘルシンキで没収されてしまいます。
日本の空港の免税店で買う場合、必ずSTEBで封印してもらってください。
STEBになっている場合、ヘルシンキでの没収はありません。
なお、韓国のソウル・インチョンも同様です。

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