Q.フルサイズマシンとAPSマシンは何が違う?
このシリーズもみなさんのおかげで20回目となりました。ここまで長く続けれたのも、閲覧者の方々や、コメントを書いていただいた方々のおかげです。ありがとうございました。今回は20回目ということで気になっているけど良くわからない質問にお答えします。
1.フルサイズマシンとAPSマシンは何が違う?

→「イメージセンサーの大きさが違います」
2.イメージセンサーって何ですか?
→レンズより入り込んだ画を演算圧縮し画像にするセンサーです。
3.イメージセンサーは何処にあるのですか?どれくらいの大きさですか?
→カメラの内部にあり大きさが 36.0×24.0mm(フルサイズ)の大きさです。
■フルサイズとAPSマシンの差は?
では・・フルサイズとAPSマシンの具体的な差はどこですか?
特徴を紹介しましょう
○フルサイズマシン
【長所】 豊かな階調 大きなボケ味・高感度でもノイズが少ない
【短所】 高価 望遠撮影で距離を稼げれない。
○APSマシン
【長所】 安価 望遠撮影で距離を稼げれる
【短所】 ボケ味や諧調が乏しい ノイズが多い
となります。階調やボケ味、感度は何となくわかると思いますが、望遠撮影ではフルサイズが短所になっています・・それは・・
100mmのレンズがあったとします。フルサイズでは当然100mmは100mmの画角なのですが、APSマシンですと APS−Hで130mmAPS−Cですと160mmの画角になるのです。これは、どんなレンズでも同じ条件になり、APSマシンは、すべてのレンズに対して、1.3倍若しくは1.6倍の画角になるのです。そのため、APSマシン専用レンズということで、15mm以下の超広角レンズも販売されています。15mmの画角でも、APSなら24mmの画角になるので日常使用にちょうどいい画角になるわけです。
写真左 APS−Hのマシン 写真中 APS−Cのマシン 写真右 フルサイズのマシン


今回のAPSの表記はキャノンのフォーマット表記を紹介しました(他社では言い方が違いますが、フルサイズ以外は1.5倍前後の画角になるのは変わりません)