韓国俳優シン・ハギュン−D.O(EXO)が主演を務める映画「7号室」が50日間の撮影を終え、クランクアップを迎えた。
映画「
7号室 DVD」は正社員転換をめぐるインターン社員の紆余曲折を描いた初の映画「10分」で「第64回ベルリン国際映画祭」など16の国際映画祭で受賞し、「最近の韓国映画デビュー作のうち、社会を扱った視線で最も勇気のあるデビュー作」と称賛されていたイ・ヨンスン監督の2作品目である。彼の十八番である韓国の資本主義社会の姿と階級の問題に対する鋭い洞察力をどのように溶かし出すのか関心を集めている。
ディオが演じるテジョンはDVD屋のアルバイトで、教育ローンだけで1800万ウォン(約180万円)、もらえなかったバイト代200万ウォン(約20万円)になる苦しい状況に置かれた人物で、出口のない状況を乗り越えるため危険な取り引きを提案される。ディオはやりたいことはいっぱいあるが、現実の壁にぶつかってしまう2017年を生きる若者たちの人生を代弁する。
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ディオが今を生きる若者たちの人生をリアルに見せてくれることは今回が初めてではない。映画「明日へ」でディオは高校生テヨンに扮し、未成年者であるためコンビニでまともに給料ももらえない悲しい状況に置かれた。これに観客らは、今回「7号室」でもバイト代200万ウォンをもらえずにいる状況に置かれたディオがかわいそうだと言っており、笑いを誘う。
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「明日へ」から「7号室」まで社会問題を題材にした映画を選んできた理由について、「台本を読んでいるうちに人々が生きていく現実的な物語に惹かれた。劇中人物を通じてたくさんの方に共感してもらい、元気をあげなきゃと思った」と自身だけの考えを語り、注目を浴びたディオ。作品ごとに勉強する気持ちで臨んでいるというディオのこれからの活躍が注目される。
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