エアタービンハンドピース
圧縮した空気を送ることにより、ハンドピース先端部についているタービンの羽を30〜40万回転/分で高速回転させて歯を削ります。歯のエナメル質や金属など硬いものを削るときに力を掛けず削ることができます。しかし、高回転のためタービンからはあの「キィィィィィーン」音が発生してしまいます。

コントラアングルハンドピース
エアハンドピースよりも低速回転で歯を削ります。トルクが強いため主に柔らかい虫歯を掻き出すように削ったり、研磨などに使用します。この時にあのゴリゴリ骨にまで響く振動が発生します。エアタービンと同じ圧縮空気で回転させるタイプと、モーターで回転させるタイプがあり、後者の方がより強いトルクを発生させることができます。
左がエア
タービンハンドピース、右が
コントラアングルハンドピースです。似たような形ですね。エアタービンハンドピースはコントラアングルハンドピースより高回転のため、摩擦熱も多く発生します。複数の小さな穴から水が噴射され冷やしながら削ります。コントラアングルハンドピースはトルク重視のため、ドリルの先につけるバーも太く丈夫なものを使用します。そのため穴も大きめになっています。
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