どうやら小説ではなく、男女関係をより良くするための指南を女性読者向けに書いた本みたい。
なので、よくある“小説の映画化”とも恐らく違い、
愛のカケヒキ DVDこの指南書をヒントに物語を膨らませてできた映画だと推測。
で、その物語は、大学時代からずっと密かに片想いし続けている小恭を、
甘え上手な台湾女・蓓蓓にあっさり奪われてしまった男勝りな女性・張慧が、
女友達の指南で、男好きのする可愛い女に変身しようと奮闘しながら、
あれやこれや小恭奪還作戦を繰り広げるラヴ・コメディ。
蓓蓓の出現で、上海と台湾で恋の両岸バトル勃発!
小恭はいつか自分の方に振り向いてくれると漠然と信じていた張慧にしてみれば、
台湾からの寝耳に水の奇襲攻撃ですわ。
海賊とよばれた男 DVDしかも小恭ってば、いとも簡単に陥落…。
隣の芝は青いのです。大陸男を落とすのには、甘ったるい台湾訛りさえも立派な武器。

そんな訳で、今回の主なロケ地は上海と台湾。
彭浩翔監督作品が台湾で撮影されるのはお初なので、どういう所が出てくるのか注目していたら、
やはり夜市が出てきた。
愛のカケヒキ DVD日本人と同じように、香港人にとっても上海人にとっても、
台湾と言えば夜市は外せない観光スポットなのであろう。
しかし、日本人とは少々違うと感じるのが、夜市のB級グルメ。
日本のメディアが必ず取り上げる台湾夜市のB級グルメといったら、
蚵仔煎(牡蠣オムレツ)、雞排(フライド・チキン)、香腸(ソーセージ)、胡椒餅、
そして罰ゲーム的に臭豆腐、って感じではないだろうか。
海賊とよばれた男 DVDところが、この映画の中で、台湾を訪れた上海女・張慧が、目を輝かせ、真っ先に飛びついたのは…
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