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バンクホリデーという名の祝日

◇評価 35ポイント
◇閲覧回数 15,023
◇登録日
2008年8月22日
Seaview
Seaview
道場主

Lv.47

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    意外にも、イギリスには記念日に相当する祝日はあまりありません。
    しかも、驚くべきことに日本の天皇誕生日に相当する
    国王誕生日という名の祝日は存在しないのです!
    (但し国王誕生日そのものは存在していてお祝いするがあくまでも平日扱い)

    代わりに、イギリスには一風変わった祝日が存在します。
    その名を「バンクホリデー」(Bank Holiday)といいます。

    バンクホリデーはその名のとおり、
    銀行の休日という意味の祝日です。
    年に4回あり、春に2回、夏に2回あります。
    イースターマンデーを祝日としていないスコットランドでは、
    その代わりに1月にもう1回バンクホリデーが設定されています。

    銀行が閉まっていれば、ビジネスは成り立たないので、
    バンクホリデーとはいうものの、銀行のみならず、
    仕事も学校も休みになります。

    バンクホリデーは必ず月曜日に設定されます。
    そのため3連休となることから、小旅行に出かける人が少なくありません。
    旅行会社もそれを狙って各種プロモーションをかけて、
    集客に務めています。

    ところでなぜバンクホリデーが存在するのでしょうか。
    実はこの祝日、根拠となる法令は驚くべきことに
    The Banking and Financial Dealings Act 1971
    (銀行及び金融取引法)によるものなのです!
    この法令はもともとは1871年に
    銀行員向けの有給休暇という目的で制度ができ、
    1875年にはHoliday Extention Act 1875(祝日拡張法)により、
    公務員等にも適用されて祝日になったという歴史を持ちます。

    日本では祝日法(正確には「国民の祝日に関する法律」という)に基づいていますが、
    イギリスにはそのような法律が存在していないのがユニークなところです。
    つまり祝日に関する考え方が根本から異なっているわけです。

    しかし、バンクホリデーには記念日的要素がないため、
    存在意義を疑問視するイギリス人も少なくないようです。
    8月21日付のBBC(電子版)はイギリスで権威ある調査機関
    ミンテル(Mintel)のレポートを引用して、
    意味のある日を祝日にしたほうがいい、
    と考える人が少なくないことを報じました。

    祝日一つをとっても国によってコンセプトが異なるわけで、
    改めて世界の広さを感じさせられます。
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