ネタ | 【まにあ道オフィシャル】防災に関する道場 | ライフ | まにあ道

地震が起こったとき、あなたの家の中は安全でしょうか？
規模の大きい地震では、家具やテレビなど家の中のものが凶器となって、多くの方が
亡くなったり大けがをしたりしました。
地震が起こったときに家の中で凶器になるものはないか、改めて点検して確認しておく
必要があります。





■どんなもの、場所が危険か確認しておきましょう





窓ガラス
割れて飛散し、ケガの原因になります。

本棚
転倒したり、中のものが落下したりする危険があります。

サイドボード
ガラスや食器が割れて、飛散しケガの原因になります。

テレビ
転倒したり、落ちたりする危険があります。

照明（つり下げ型）
落下したり、頭を打ったりする危険があります。



■どのように備えるか




部屋の中で家具などの配置を見直して「安全空間」を作っておきましょう。
家具は倒れる向きを考えて配置し、固定することで転倒防止を図ります。


（1）家具の転倒を防ぐ
家具は床側をストッパーなどで固定し、天井側はボール式器具で固定しましょう。
ポール式器具は家具の奥の方（壁側）で天井や家具の硬いところに取り付けるのと
良いでしょう。
上下に分かれている家具は連結しておきましょう。

（2）本の落下防止
重い本は下の段にしておきます。本棚の端の硬い部分にひもやベルトなどを取り付けて、
中の本が飛び出さないようにしておきましょう。

（3）食器やガラスの飛散防止
観音扉になっている食器棚は扉が開かないように留め金をしておきましょう。
扉がガラスの場合は、ガラスに飛散防止フィルムを貼っておくと安全です。

（4）テレビの固定
テレビやパソコンなどの家電は、下に耐震マットを敷いて転倒を防ぎましょう。

（5）窓ガラスの飛散防止
窓ガラスは強化ガラスに替えたり、飛散防止フィルムを貼ったりしましょう。
またガラスが飛散してしまった場合は、その上を歩けるようにスリッパや運動靴などを
近くに置いておきましょう。




※情報及びイラストは政府広報オンラインより引用しています