1940年代から1950年代に活躍した偉大なイタリア人サイクリスト、ファウスト・コッピとジーノ・バルタリの輝かしい功績を称え、特別な2つのエディションが開発された。共にブライトリングのアンバサダーとして活躍した彼らは、激しいライバル関係を築きながらも互いに尊敬し合う深い絆で結ばれていた。その象徴として、レース中の限界に挑む直前に二人が1本の水筒を手に渡し合う瞬間は、今でも多くの人々の記憶に残り続けている。さらに当時、ブライトリングはサイクリング界の最高峰レースで公式タイムキーパーを務めており、今回の新作はそうした歴史的な背景を反映したものとなっている。
2つのモデルは、それぞれファウスト・コッピとジーノ・バルタリへのオマージュとなっており、ファウスト・コッピの名を冠する「トップタイム B01ファウスト・コッピ リミテッドエディション」は、文字盤やストラップ、タキメーター目盛りの一部をターコイズでデザインし、カジュアルかつスタイリッシュな仕上がりが特徴。ホワイトの文字盤にはターコイズで描いた“角丸”のサブダイアルを配し、コッピのバイクカラーを彷彿とさせるオレンジで稲妻型秒針やサブダイアルの針や目盛りをアレンジすることで、個性ある表情を作り上げた。タキメーター目盛り部分に記された「Il Campionissimo」(チャンピオン・オブ・チャンピオンズ)の文字や6時位置のコッピのサインなど、特別感を高めるディテールも見どころになる。
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一方、ジーノ・バルタリへの敬意を表す「トップタイム B01ジーノ・バルタリ リミテッドエディション」は、彼のジャージから着想を得たブルーで文字盤やレザーストラップをアレンジしており、さらにイエローの差し色を巧みに用いて、モダンかつスポーティな装いを実現。文字盤の3時位置の30分積算計と9時位置のスモールセコンドをホワイトとすることで、ブルーとの鮮やかなコントラストを作り、表情にメリハリを演出した。ホワイトとトーンの異なる2つのイエローで構成されるタキメーター目盛り部分には「L’Intramontabile」(時を超えた存在)の文字をレイアウト。こちらも6時位置にはジーノ・バルタリのサインがあしらわれている。また、サブダイアルに繊細なサテン仕上げのラインが施されているが、これは並走する2人のチャンピオンを表現したもので、コッピモデルにも採用されている。
「トップタイム B01ファウスト・コッピ リミテッドエディション」、「トップタイム B01ジーノ・バルタリ リミテッドエディション」は、いずれもブライトリングが初めて自社開発したCOSC認定クロノメーターの自動巻きクロノグラフムーブメント、キャリバー01を搭載している。このムーブメントは、最高級機械式クロノグラフの証であるコラムホイールを備え、正確で滑らかな動作を実現する垂直クラッチを採用。さらに、ブライトリング独自の16年分の加速的エージングに相当する厳格な試験をクリアしており、その実用性は最高水準を誇る。時計を裏返せば、シースルーケースバックを通してこのキャリバー01の精巧な動きが鑑賞可能だ。外周リングでは「Fausto Coppi Tribute」、または「Gino Bartali Tribute」の文字、さらに限定生産の証となる「One of 750」の刻印も見ることができる。ベルトはモダンレトロなデザインを完成させるために、パンチング加工が施されたカーフスキンストラップ、ステンレススチール製のメッシュブレスレットの2種類を用意。ベルトによって印象が全く異なるため、購入者はどちらをチョイスするか大いに悩むところだろう。
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