アップルは、サンフランシスコで始まった世界開発者会議で、
インターネットを通じた音楽サービス「iCloud」(アイクラウド)を発表した。療養中のCEOスティーブ・ジョブズ氏も登場。基調講演は大盛況となった。
「iCloud」はクラウドコンピューティング型の音楽配信サービス。
ユーザーは、アップルのどの端末からもクラウド環境に保存された音楽にアクセスすることができる。パソコンや個人のストーレージに依存しないというまったく新たなコンピューティングである。
同社は、無料の「iCloud」ベータ版をまず提供し、今秋から年間24ドル99セントで本格的にサービスを開始する。
また、約1000曲が保存できる5GBのスペースを無料で提供。それ以上のスペースについても、今後有料で提供する。
ほかにも、MacOS Xの新バージョン「Lion」や、iOSの新バージョンも発表した。
最新型iPodシリーズはamazon.co.jpから購入できます。