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歯周病の進行度とその治療

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2020年9月25日

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歯周病は痛みなどの自覚症状が少ないまま進行するので、治療をせずに放っておくと歯が揺れて噛めなくなり、最後には抜けてしまうこともある怖い病気です。30歳以上の多くの方々がかかっており、歯を失う原因の約半数が歯周病と言われています。<o:p></o:p>

なぜ歯周病にかかるのか<o:p></o:p>

歯周病の原因は、プラーク(歯垢)の中の細菌です。歯ぐき(歯肉)と歯の間にはポケットという1mmくらいのすき間があります。このポケットにたまったプラークが歯石をつくり、すき間を押し広げていきます。これにより歯肉が炎症を起こし、放置しておくと症状はますます悪化して、やがては歯を支えている骨を溶かしていきます。<o:p></o:p>

プラークは、ブラッシングが充分でなかったり、砂糖を過剰に摂取することで増えるため、日々の生活習慣も歯周病を作り出す要因と言えるでしょう。<o:p></o:p>

歯周病の進行度とその治療<o:p></o:p>

歯肉炎<o:p></o:p>

歯と歯ぐきの間(ポケット)にプラークがたまり、細菌の影響で歯ぐきが炎症を起こします。歯ぐきが腫れたり、歯みがきの際に出血することがありますが、まだ痛みを感じないため放置してしまうひとも多いです。炎症は歯ぐきで生じているだけなので、歯科医院でのメンテナンスと日々の正しいブラッシングで改善・完治が見込めます。<o:p></o:p>

歯科用品

歯周病(軽度)<o:p></o:p>

歯ぐきの腫れが悪化していきます。歯みがきの際の出血のほか、水がしみることもあります。この段階になると、歯を支える骨が溶け始めますが、まだ痛みを伴ないません。歯周ポケットが徐々に深くなることで、プラークや歯石がさらに溜まりやすくなり、放置することで中度に進行する危険性が高まります。歯周病(軽度)の治療では、専用の器具で歯周ポケットに溜まったプラーク・歯石をしっかりと取り除いていきます。<o:p></o:p>

歯周病(中度)<o:p></o:p>

歯ぐきの炎症がさらに進み、歯周ポケットもより深くなっていきます。歯ぐきが痩せて、歯が長くなったように見え、歯周ポケットから膿が出たり、口臭が気になることもあります。骨がさらに溶かされることで、歯がぐらつきはじめ、違和感・痛みが生じてきます。<o:p></o:p>

歯周病(中度)では、プラーク・歯石の除去に加え、歯根(歯ぐきに埋まっている歯)の治療も行っていきます。この治療で症状が改善されれば、メインテナンス(定期的な検診、歯石の除去)に移行します。<o:p></o:p>

超音波スケーラー

歯周病(重度)<o:p></o:p>

歯を支えている骨が大きく溶かされることで、歯のぐらつきがひどくなり、食事も不自由になります。歯ぐきは真っ赤に腫れあがり、痛みのためにしっかり噛むことができません。放置しておくと、歯が抜け落ちてしまいます。この状態まで進行してしまうと、手術などの外科的治療を検討する必要があります。<o:p></o:p>

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