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虫歯は、細菌が作り出す酸が原因でできます

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2020年8月14日

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虫歯は、細菌が作り出す酸が原因でできます。この酸によって、歯の表面のエナメル質が溶け、歯の内側の象牙質、神経まで虫歯が進行します。虫歯治療では、進行の程度に応じて適切な治療を行います。<o:p></o:p>

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虫歯ができる仕組み<o:p></o:p>

食べ物を食べると、食べかすが口の中に残ります。時間が経つとこれがプラーク(歯垢)となり、そのプラークの中に細菌が棲みつきます。口の中に棲みついた細菌と、もともとの歯の強さ、食事などの要因が絡み合い、虫歯となります。
虫歯になる要因は、3つあります。<o:p></o:p>

歯の強さ(歯の質)<o:p></o:p>

虫歯に対する強さのことです。唾液の量や質、歯に汚れがつきやすいかどうかなどが挙げられます。唾液には、口の中をキレイにする作用(自浄作用)や、酸性を中和する作用があるため、虫歯に対してとても重要な役割を果たします。<o:p></o:p>

細菌<o:p></o:p>

口の中にいる細菌の数や種類は人それぞれで、虫歯菌が多い人や歯周病菌が多い人などがいます。細菌の数が多い人は、細菌が棲みにくい環境を作ってあげることが大切です。<o:p></o:p>

食事(糖分)<o:p></o:p>

食事回数や食事内容は、虫歯のできやすさに大きく影響します。食事をすると、口の中は酸性に傾き、虫歯になりやすい環境になります。間食などで食事の回数が多くなると、虫歯のリスクは高くなると言えるでしょう。また、細菌は糖分を栄養とするため、糖分が多い食事や飲み物の摂りすぎには注意が必要です。オフィスでの間食が多い、つい糖分を摂りすぎてしまうという方は、間食を減らす、ノンシュガーのものを代用するなどで、虫歯のリスクを下げるようにしましょう。<o:p></o:p>

虫歯の進み方<o:p></o:p>

学校の歯科検診などで、歯医者さんが歯を見ながら「C1C2C3&hellip;」等と言っていたのを覚えているでしょうか。あれは虫歯の進行具合のことで、「C」は「カリエス:caries」の略で、英語で「虫歯」の意味です。日本語で虫歯のことを専門的に「齲蝕(うしょく)」と言います。
虫歯は程度によって5段階に分けられています。<o:p></o:p>

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1いわゆる初期虫歯です。歯が少し溶け出し、歯の表面が白く濁っている状態で、治療の必要はありません。フッ素を利用して再石灰化を促します。<o:p></o:p>

2歯の表面のエナメル質に穴が空いている状態です。痛みはありません。穴を埋める治療が必要になります。<o:p></o:p>

3エナメル質よりも深いところにある象牙質に穴が達している状態です。強い痛みはありませんが、冷たいものや甘いものがしみ始めます。早めに治療をしましょう。<o:p></o:p>

4虫歯が神経に達している状態です。強い痛みがあります。歯を大きく削って傷んでいる神経を取り除き、薬を詰める治療を行います。削った部分には、被せ物を被せます。<o:p></o:p>

5虫歯が神経に達し、神経が死んでいる状態です。歯の根っこに膿がたまり、激しく傷むことがあります。多くの場合は抜歯になります。<o:p></o:p>

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