3月5日に開幕したジュネーブ・モーターショー2013で発表された「エンツォ」後継の限定モデル「ラ・フェラーリ」。とても先鋭的なフォルムで、速さを追求した感がひしひし感じます。
この車で注目なのがパワートレイン。フェラーリ初のハイブリッド・システム「HY-KERS」を搭載しています。排気量は自然吸気65度V型12気筒エンジンの6,262ccで、ボア×ストローク94mm×75.2mm、圧縮比13.5:1と、「F12ベルリネッタ」と共通ですが、最高回転数が9,250rpmと8,700rpmから引き上げられ、最高出力を740馬力/8,500rpmから800馬力/9,000rpmに向上しており、これにマニエッティ・マレリ社と共同開発した163psを出力する2個のモーターを組み込み、システム合計では最高出力963馬力、最大トルク91.8kgmを発揮するというとんでもないスペック。
フィオラーノ・サーキットでのラップタイムは、エンツォ・フェラーリより5秒速く、F12ベルリネッタより3秒以上速い1分20秒以下を記録しているようです。
価格は134万ドル(約1億2500万円)。499台のみの限定発売ですが、もう完売しているといううわさもあるようです。
■動画 LaFerrari - official launch video
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