カメの気持ち その１２１ 怪我 その２ 尻尾

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カメの気持ちその１２１怪我その２尻尾

◇評価 25ポイント; ◇閲覧回数 11,204回
◇登録日: 2012年10月27日

: tohira; 道場主

Lv.17

複数頭飼育をしてると事故は起きやすくなります。

本日は尻尾について。

なぜ？、亀に尻尾があるのか？

成体よりも幼体の方が甲羅との比率を考えると長いようです。

泳いだり、歩行時にバランスを取るためじゃないかなって考えてますが、本当かどうかはわかりません。

で、尻尾の怪我。だいたいが他個体に噛まれことが原因です。

複数飼育してると、餌やりの時に間違えて食いつきます。餌じゃないと思って直ぐ離せば問題ありませんが、亀達は食餌モード、離しません。

尻尾の先が少しだけ喰い千切られてしまいます。
傷口になり、その部分が白く変食します。水中で白ってなんの色でしょう？

亀の好物であるエビです。？って思う人も多いと思いますが、エビは生きてる時は半透明、死んで時間が経過すると赤っぽくなりますが、死んだ直後は白っぽいのです。
で、尻尾の先が白く変色し動いていれば、何？餌って思いかじります。

これが繰り返されると、怪我した個体は、他個体に追い回され尻尾をかじられストレスから元気がなくなります。そして、尻尾はどんどん短くなります。

実は亀の尻尾にはもうひとつ重要な役割があります。それは、オスの生殖器を格納しています。
また、総排泄孔もありますので、尻尾が短くなるのは困ります。

もし、複数飼育しているならば、そんな尻尾を見たら、直ぐに個別飼育して、怪我した部分が、体色と同じになるまで続けてください。

これは、尻尾に限らず、手・足・首も同じです。複数飼育は見ていて楽しいですが、こんな事も起こる事があることを知っておくことも大事ですね。

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