Appleは6月8日に公開した新Webブラウザ「Safari 4」のダウンロード数が、
公開後3日間で1100万本以上になったと発表した。
Safari 4は新しいJavaScriptエンジン「Nitro」の採用により、“世界最速ブラウザ”となり、SunSpiderテストの結果では、JavaScriptの実行速度がSafari 3の4.5倍、
Internet Explorer(IE) 8の8倍、Firefox 3の3倍だという。
またWebブラウザがWeb標準に準拠しているかどうかを測定するテストAcid3で満点を獲得した。
オープンソースのWebレンダリングエンジン「WebKit」で駆動するSafari 4は
HTML 5をサポートしており、Webアプリケーションの情報をHDDに保存できる。
またWebページのレイアウト規格CSSのCSS 3アニメーション、
CSSエフェクトをサポートした。
ビジュアルな“お気に入り”リスト「Top Sites」や
履歴を検索できる「Full History Search」など、150もの新機能を搭載した。
また、9月に発売予定の次期OS「Mac OS X Snow Leopard」上では、
Safari 4は64ビットアプリケーションとして稼働し、性能はさらに50%向上するという。
プラグインが独立したプロセスで稼働するようになり、
プラグインがクラッシュしてもSafariに影響を与えなくなる。