ネタ | 韓国のTVドラマ紹介道場 | アニメ・漫画 | まにあ道

MBCドラマ『彼女は綺麗だった』が残した様々なものの中の一つはコ・ジュニだ。これまでファッションやビューティー、ヘアスタイルだけが目立っていたことも事実だが、この作品に出演しながら“女優コ・ジュニ”という認識が強まった。前作まではただ“綺麗”という修飾語の外に出ることができなかったのが、いつのまにか“綺麗で演技が上手い人”と呼ばれるようになっていた。

コ・ジュニは終了したMBCドラマ『彼女は綺麗だった DVD』でスタイリッシュで派手なように見えるが他人が分からない心の傷を抱えたミン・ヘリ役を演じた。パク・ソジュンやチェ・シウォンではなくファン・ジョンウムとカップルになって幻想的なケミを演じた。女性たち仲にあんな友情があるかという疑問が生ずるほどにリアルだった。特に、ドラマ序盤でファン・ジョンウムに自分のリップスティックを塗ってあげる姿はこのごろの言葉で“ガールクラッシュ ”を指すのに十分だった。

演技的に成長したといってファッションを疎かにしたわけはない。相変らずファッショナブルで綺麗だった。“ミン・ハリスタイル”と呼ばれるほど、オフショルダーシャツにカットしたヘアスタイルは彼女の専売特許になった。もちろんコ・ジュニのボディだからすべてのスタイリングを着こなすことができたのだし、道を歩けばコ・ジュニスタイルと出会うのは難しくなかった。

コ・ジュニは成長している。これまで見せてきたことに比べて所得がなかったことも事実だ。この作品で容姿と演技の一石二鳥を掴み、30代の女優に生まれかわった。