2002年10月、南米チリ南部の町コンセプシオンで、
ある一家が散策中に、灌木の茂みのなかで奇妙な生物を見つけた。
肌は薄いピンク色で、華奢な体のわりに大きな頭、
長い爪のある細長い手があり、顔には細長い目、口には鋭い歯が生えていた。
下半身はなにものかに食いちぎられていたが、まだ体温があったので、
紙に包んでそっと持ち帰ったという。
自宅に帰り着くと一度その怪生物は目を開けた。
だがその後、爪が伸びるなど以外に変化はなく8日後に死亡した。
体長は7.2cm。死後、冷蔵庫で保管しているうちにミイラ化してしまったが、
専門家はフクロネズミの死骸だと指摘。
だがそれには反論も多く、結論が出されるには至らなかった。
写真を見る限りでは、極めてエイリアン的な風貌であることは間違いない。
ちなみに、チリの研究グループがこの生物の調査を行おうとしたところ、
突然圧力がかかり、中止を余儀なくされたという・・・。