吉田兼好『徒然草』の、様々なものに名前を付ける、人に名付けする事についての名言をご紹介!

『徒然草』の作者 吉田兼好 (兼好法師)
【 原文 】
寺院の号、さらぬ万の物にも、名を付くる事、昔の人は、少しも求めず、たゞ、ありのまゝに、やすく付けけるなり。この比は、深く案じ、才覚をあらはさんとしたるやうに聞ゆる、いとむつかし。人の名も、目慣れぬ文字を付かんとする、益なき事なり。
何事も、珍しき事を求め、異説を好むは、浅才の人の必ずある事なりとぞ。
【 現代語訳 】
お寺の名前や、その他の様々な物に名前を付けるとき、昔の人は、何も考えずに、ただありのままに、わかりやすく付けたものだ。最近になって、よく考えたのかどうか知らないが、小細工したことを見せつけるように付けた名前は嫌らしい。人の名前にしても、見たことのない珍しい漢字を使っても、まったく意味がない。
どんなことも、珍しさを追求して、一般的ではないものをありがたがるのは、薄っぺらな教養しかない人が必ずやりそうなことである。
珍しさを求めて、DQNネーム、キラキラネームを付けてしまうのは教養の無い人かぁ
なかなか辛辣な名言ではあるけど、納得できるなー
使い古された名前で人とかぶりまくりなのもどうかとは思うし、新たに名前を創造するのって良い文化だと思う! しかし珍しさが最優先で、結果的にただの珍妙な名前になっちゃってるだけの名付けからは親のエゴしか感じないよね
人の名前は一生ものなので名付けは難しいものだけど、親は 子供が不便さや恥ずかしさ、嫌悪感を感じないような名前を付けるべきだね!
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